紫微斗数命盤 麻原彰晃

先日、「占いしまくりなさい!」とのメッセージを受けた。

では、早速と『生まれた時間が分かる有名人』というサイトを参考にして

芸能人・犯罪者・スポーツ選手・作家 などの命盤を作る準備をした。

最初の作った命盤は麻原彰彰こと松本智津夫死刑囚。
命宮に星は無く、地劫という虚妄の星が1つのみ。
所謂「命無星曜格」である。

この人の特徴は、人生の変動が多く、動作が重い。
粗雑で投げやりな性格で、宗教や哲学を好み、宗教には深い縁がある。
壮年期に苦労が多く、なかなか成功のきっかけをつかみにくい傾向がある。
しかし30代以降に人生が比較的安定するが、時としてその逆もある。
極端に欲を出しすぎるとトラブルを招き敗退する。
口が上手い。仕事面には太陰星があり精神性の高い仕事が向くが積極性や覇気に欠ける。また化忌という紫微斗数で最大凶星があり、仕事で苦労すると出ている。また、彼の命宮と福徳宮からは部下の部屋を剋している。

実際の彼の人生についてwikiで調べると、若年期は何度も受験に失敗し、職業も落ち着かず、自分の店を廃業したりなど、苦労をしているのが分かる。
主な事件と命盤をすり合わせてみる。
1990年衆議院選挙に出馬。この頃私は高校生だったか。
杉並の街角で見た、麻原のお面を被った人が彰晃ダンスしていた光景が今でも忘れられない。
ちょうどこの年、彼の一年運の部屋に貪狼星と文曲という星が入っている。
また、その年に影響を与える星たちは紫微・七殺・破軍という強い星ばかり。しかし、紫微以外は輝度が低くプラスのエネルギーを発揮するどころかマイナスの力を出すように感じる。
これだけ見ても、日本国の帝王になる、権力も持つ、改革をしたい、という大きな欲が噴出した年だったのだろう。
1995年逮捕。2004年死刑判決となる。
その両年とも社会運に化忌が2つ付いたり、凶星が付いている。
彼は見事に命盤通りに生きている。宗教家だと言うのなら自身の人生を切り拓くことは出来なかったのだろうかと感じさせられた。
現在彼は存命中。今後の動きを見ていきたい。