ゆるすこと

最近、イライラする自分に気づいた。


コンビニでとろとろしている店員と出くわした時。

ビクビク、おどおどしている人を見かけた時。

要領が悪く、どんくさい人と関わっている時。

何故だろう・・・。 と、問いかけた。


そして分かった。
自分自身のそんな部分を許していなかったのだと。


以前、「どんなに馬鹿で、ダメで、嘘つきで、怠け者で、頭悪くて、役立たずで、そして人殺しであったとしても、絶対に自分を責めてはいけない。」と教わったことがあった。

どんなに、馬鹿で間抜けでも 『それでよかったんだ。』 と、自分をゆるす。

自分をゆるせるようになったと同時に、目の前の自分もゆるせるようになる。

良い・悪いの判断を無くし、統合するとは 「すべてをゆすること」 だった。



先日、友人とドライブしながらこんな会話をしたのを思い出した。

友 「私、過去にどうしても許せない人がいるんです。」

私 「いつまでも許せない人を心の中に持ち続けていても良いけれど、その間辛いのはAちゃんだからね。」

他人だと思っているゆるせない人は、実は自分自身。

 

それを認めてゆるせたとき、心の苦しみから解放される。