「○○○してはいけない。」という思い、誰にでもあるのではないでしょうか。
人に迷惑を掛けてはいけない。とか、誰かに依存してはいけない。とか
あと何がありますかね?
遅刻してはいけない。とか、不健康なモノを食べてはいけない。嘘をついてはいけない。などなど・・・。
でも、ちょっと冷静に自分を見つめてみると、それって自分もしていたりしませんでしょうか?
例えば「依存してはいけない。」という考えを持っていたとします。
すると、何かに依存している自分自身に気づきます。
「あっ、私もしてた!」と。
その時、そんな自分を責めるのではなく「それでも良かったんだ。」と依存している自分をまず許すのです。
依存している自分を許して、認めてあげる。
そうすると、次第に依存しない自分に変わっていきます。
ある時、ふと考えました。
どうして人は「いけない。」と思っていることをしてしまうのだろうか?と。
そして分かったのが、自分が「これはしてはいけない。」と思っていることに気づくためです。
人は皆、自分がどんな思い込みを持っているのか意識していないとなかなか気づけないものです。
これは良い・これは悪いという考えは刷り込まれたもので、本当は悪いことも良いことも無かったのです。
ただ「そうである」というだけでした。
これからの世の中、善悪の価値観を持ったまま暮らしていくと狭くて苦しい世界で生きていくことになります。
身の回りのすべての物事を判断することなく、ただ「そうなんだ。」と、素直に受け入れられるようになると
心が楽になっていきます。
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