先月下旬、東京へ戻りました。
2年9か月の間、石川県の七尾という場所でいろいろな経験をし学びました。
この経験を、これからの占い鑑定の中で存分に活かし喜んでお仕事させて頂きます。
さて、人生とは、なかなか思い通りに行かないことも多いかも知れません。
しかし、願ったその時、その願いが叶わないことや上手く行かないことは
過ぎ去ってみると、「あの時のあの願いが叶っていなくて良かった。」と、思うような経験はないでしょうか。
私は何度かあります。
小学校の受験の合否、大きな金額の買い物です。
「あの時、あの学校へ合格しなくて良かった。」
「あの時、新築の家やあの外車を手に入れられなくて良かった。」
この様な経験を何度かすると、たとえどんなに欲しいものや叶えたい願いがあったとして
それが思うようにならなかった時、「あ、今、必要なないのだな。」と、素直に現状を受け入れられるようになります。
また、こちらへ戻って友人の話しを聞いていました。
アラフォーのバツイチ独身女性です。
職業訓練で某学校で学び始めたそうですが、その中での人間関係で悩んでいました。
話しを聞いていても原因が全く分かりませんし、その方も決して悪い人でもありません。
それなのに、どこのグループにも入れずランチは一人で食事しているとのことでした。
私も過去に似たような経験があるので、さぞ辛いだろうと想像できます。
しかし、それを彼女は今、経験する必要があり、その辛い体験の中から彼女が何を感じ何に気づき、何を学ぶか?
それに尽きるわけです。
過ぎてしまえば、「そう言えば、あんなこともあったよなぁ。」と言える自分がいる。
(笑って言えるかどうかはその方次第ですが・・・)
止まない雨も、朝の来ない夜もない。
嵐はじっとしていれば、いずれ消え去る。
どんな辛い状況にいても、自分のありかたさえ変えずに居れば
状況は自然と変わってくる。
「私はネガティブだし、対人恐怖症。だから自分に自信が無い。」と彼女は言いました。
目の前に現れた彼女は、私でもあります。
「私は明るくて元気でいつも笑顔のAさんの方が好きだけど、もしAさんがネガティブで自信がない自分の方を選ぶならそれはAさんの自由だよ。でも、前者になりたいと思えばAさんは変われるんだよ。」
と、お伝えしました。
ありたい自分とは、どんな自分なのか。
そして、今 自分がそうなっているのか。
今一度、自分自身を振り返ってみる必要があります。
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